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臨床試験(治験)について

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臨床試験とは、条件に合致する患者あるいは健常人に対して、最適な治療法を明らかにすべく企図された計画的実験です。そのなかでも、医薬品や医療機器の候補となる物質や機器の有効性と安全性を確認し、国から法律上の承認を得るための臨床試験を治験といいます。

まず、動物で医薬品の候補となる物質の安全性について詳しく調べます。その後、患者さんに臨床試験に参加してもらい、承認前の候補物質の有効性や安全性を調べたり、既に承認済みの医薬品について新たな適応症や用法・用量の有効性や安全性を調べます。その後、有効性や安全性が国に認められると一般的に使用される医薬品となります。おおよそ5〜10年といった長い時間をかけて治験は行われます。現在使用できる医薬品や治療法は、多くの方の臨床試験への協力で成り立っており、治療法が進歩するためには不可欠なものです。よって臨床試験(治験)の認知を広めることで治療法の開発に貢献していきます。

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