がんの4大療法

共同代表理事の柳澤です。

先週末12日（土）午後いつもご一緒している近畿がん診療推進ネットワークが主催する大阪がん医療セミナー「患者必見！がん医療最近の話題4選」がウェブ配信されました。オンコロライブスタッフの鳥井君と柳澤は、配信の裏方で関わっていました。

患者さん・ご家族、一般向けのセミナーは、コロナ禍以前よりリアル開催の頃から企画、運営に関わってきて、もう7-8年になると思います。

今回のテーマは、がんの4大療法である、がんに対する手術、放射線治療、薬物療法、緩和ケアの4つをテーマに、講演とＱＡで組み立てました。講演よりＱＡに時間をとるプログラムとしました。どの治療法も、この数年の進歩は著しく、企画している側の私達も知識のアップデートとして勉強になりました。

既に、アーカイブ動画が公開されていますので、患者さんやご家族だけでなく、一般の方にも現在のがん治療の進歩を知って欲しいと思います。

手術では知られるようになった言葉「ロボット手術」の映像、放射線では実際の放射線機器の動画、薬物療法ではADCという抗体-薬物複合体による治療、緩和ケアでは緩和ケア自体で生存期間を延長することなど最新の情報が紹介されています。

各講師からのTake Home Messageは以下の通りです。是非、アーカイブ動画もご覧下さい。

講演①「がんの手術の最新事情」（吉川先生）

開腹から腹腔鏡、ロボットへ。「からだに優しい」「より精緻で」「より安全な」手術へ、進化しています！

講演②「がん放射線治療の最新事情」（秋元先生）

治療技術の進歩で身体に負担が少なく安全で効果的な放射線治療が可能です！

講演③「がん薬物療法の最新事情」（谷崎先生）

治療選択肢は年々増えています。それぞれのがんの特徴に合わせた治療を！

講演④「がん緩和ケアの最新事情」（大津先生）

1「緩和ケアは早期から」2 早期と思っての受診でも大概遅い