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Remember Girl’s Power!!2022(オンコロライブ)の開催意義について

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鳥井です。

今年も、Remember Girl’s Power!!2022(オンコロライブ)を開催します。

2016年から実施して、今年で7回目。去年から豊島区さんと共催になり、2022年は豊島区制90周年の記念事業の一つであります。

徐々に規模も大きくなり、今年は4日間!!

残り1ヶ月、やり抜きます!

毎度のことですが、なぜ開催しているのか、改めて書きたいと思います。

それは、小児・AYA世代のがんで抱える問題を知ってもらいたい、そして新薬開発に繋げていきたいからです。

海外ではこうしたチャリティライブが盛んです。
例えば、アメリカのStand Up to Cancerでは昨年1億ドル以上のお金を集めて、これまで180以上の臨床試験の支援をしています。

■Stand Up to Cancer、1時間の放映で1億2400万ドルを資金調達

Stand Up to Cancer、1時間の放映で1億2400万ドルを資金調達

これの日本版をやりたいんです!

小児・AYAといった肉体的にも精神的にも成熟しきっていない時期にがんに罹患すると様々な問題に直面します。

例えば高校生でがんに罹患すると「半年間休学して授業についていけない」「高校で留年することになった」「受験をすることができなかった」等の問題を抱えます。

大学生では「治療で実家に戻ることになり大学に復学できなかった」「就職でがんと伝えるべきか」などの問題に直面します。

そのほか恋愛では「相手にがんと伝えるべきか」「抗がん剤治療で妊よう性(妊娠する力)を失ってしまった」
「(脱毛や手術の傷など)見た目に影響が出て、恋愛に一歩踏み出せない」など、本当に様々です。

これらは罹患する年齢や置かれた環境によって直面する問題は異なります。

よって一様に「こうしたら解決できる!」とった方法はありませんが、知り、社会の理解を深めることは解決の一助となります。

しかし知ってほしいと思っても、健康な人、元気な人に病気のことを話しても振り向いてすらもらえません。

だからこそエンタメ(音楽)×がん(ヘルスケア)の融合が重要となります。

我々の伝えたいメッセージを、音楽に乗せて発信するのです。

今年で7年目ですが、徐々に広がっている肌感覚はあります。

今年はパブリックスペースでの実施となるので、多くの方に見ていただければと思います。

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