ブログ

インターネット上の医療情報を民間企業に1社に負わせていいものか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

鳥井です。

ついにGoogleでのも疾患名で検索するとメディカルノートの情報は上位に表示されるようになりました。

■グーグル新機能「医療情報パネル」とは 踏み込んだ検索最大手の課題
https://withnews.jp/article/f0220426006qq000000000000000W0bx10701qq000024670A

GoogleやYahoo!!での検索結果は、決して人気のある情報が上位に表示されるわけでありません。

Googleがユーザーにとって有益だと思うWebページを上位に表示します。
(Yahoo!!も検索エンジンのシステムはGoogleのものを使用しています)

その指標は200項目を超えるともいわれています。

ただ例外もあって、YMYLと呼ばれるジャンルはGoogle側がある程度人為的に検索順位を決めています。

YMYLとはYour Money or Your Lifeの略でお金や人生(健康)に関する情報です。こうした情報は専門性が高く、また情報が誤っているとユーザーに不利益を与える可能性があるからです。

健康であれば、医療機関や製薬企業等の情報が優先して上位に表示されます。とはいえ、医療機関や製薬企業の情報では片手落ちであることも否めません。

そこで、全て医療情報に対して医療監修を入れているメディカルノートのコンテンツを優先して上位に表示することが決まったようです。

※赤枠の箇所がメディカルノート提供コンテンツです。

ちなみにYahoo!!では一足早くメディカルノートと提携をして、優先して情報が上位に表示されます。

なぜメディカルノートなのか。。はよくわかりませんが、日本のSEO(検索エンジン最適化)の歴史に残る大きな出来事であることは間違いありません。

また今回のGoogleとの提携が、メディカルノートのWebサイトのアクセス数アップに追い風となるとともに、誤った情報や古い情報があれば指摘を受ける、そんな責務を負う立場になったように思います。

「日本のインターネットにおける医療情報のソースがメディカルノートになる」というとオーバーですが、ちょっとそれに近い状況になったように思いました。 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*