鳥井です。
今回は、Googleが非営利団体向けに提供する助成プログラム、「Google Ad Grants」の申請方法についてまとめていきます。
一言で言うと、毎月約100万円分のGoogle広告費(リスティング広告)を0円で使えるといったプログラムです。
正しくは、以下です。
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Google Ad Grants の仕組みは Google 広告のオンライン広告配信サービスと同じで、非営利団体を検索しているユーザーをターゲットにしてあなたの団体のメッセージを表示します。 非営利団体の条件を満たしていれば、Google広告の広告費が毎月10,000 ドル USD 米ドル分助成されます。
https://www.google.co.jp/grants/
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ちなみにリスティング広告とは、検索エンジンの検索結果にユーザーが検索したキーワード(検索語句)に連動して掲載される広告です。(赤枠部分)検索連動型広告(検索広告)やPPC(Pay Per Click)とも呼ばれ、広告がクリックされると費用が発生します。Googleが提供しているリスティング広告を「Google広告」と言います。
※リスティング広告(赤枠)とオーガニック検索(青枠)
この広告を日本円で約100万円使えるって素晴らしくないですか?
しかしながら、Googleもどんな団体でも使わせるわけでありません。ちゃんと厳格な?ややこしい?審査があります。
これから申請方法について記述していきます。
TechSoupへの申請
はじめにGoogleへの申請の前に、TechSoupという非営利団体向けIT導入支援団体の認証を得なければなりません。
1、アカウント作成
下記ページよりTechSoupへのアカウント登録をします。
■新規アカウント作成
https://www.techsoupjapan.org/user/register
この時に必ず「法人番号」が必要となります。
登録は入力の項目はたくさんあって手間ですが、難しくありません。
ただ、ちょっと苦戦したのが「パスワード」に大文字小文字英数字が必要な点です。
エラーメッセージを日本語でちゃんと返してくれよって思いました!
2、必要書類を送る
次に必要な書類を送らなければいけません。それぞれ法人のタイプごとに異なります。
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■一般社団法人(非営利徹底型)の場合
* 団体確認書(以下からダウンロードしてください)
https://www.jnpoc.ne.jp/wp-content/uploads/2020/03/0a00d14e334ab0eaeb0af9c9f4ae0b03.doc
* 定款(原本証明を行ったもの)
* 事業報告書(法人全体の収支がわかる決算書を含めてください)
■NPO法人の場合
* 団体確認書(以下からダウンロードしてください)
https://www.jnpoc.ne.jp/wp-content/uploads/2020/03/0a00d14e334ab0eaeb0af9c9f4ae0b03.doc
* NPO法人データーベースシステム「NPOヒロバ」にログインいただき、以下の項目の情報をご更新ください。
【「NPOヒロバ」のログイン画面】
http://www.npo-hiroba.or.jp/corporation/login.php
必要事項:事務局スタッフ数(有給職員やボランティアの人数)、活動分野、主たる活動分野、主たる活動対象地域、事業内容、活動キーワード、財政規模、事業年度、総収入額・総支出額(決算の終了している最新の年度分までご記載ください)
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ちなみに、キャンサー・ベネフィッツではこの段階で止まっています笑
よって次回のブログではこの次を書けるように進めていきます!